先日、外出先でWebサイトにプライバシーポリシーを追加する必要があることに気づいた。
PCを開ける状況ではなかったので、スマートフォンのChatGPTから、こう伝えた。
プライバシーポリシーを作って公開して。
内容を確認すると、AIはサイトのファイルを編集し、GitHubへ変更を反映し、公開までの処理を進めた。
小さな画面で管理画面を開き、細かな入力欄を行き来する必要はなかった。音声入力を使えば、スマートフォンへ話しかけるだけでも指示できる。
実際に更新されたページを見たとき、便利さより先に、Webサイトとの関わり方そのものが変わり始めていると感じた。
SHIFT / Webサイトは「管理画面を操作するもの」ではなくなる?
これまでWebサイトの更新といえば、WordPressなどの管理画面を開くか、制作会社へ修正を依頼するのが一般的だった。
もちろん、管理画面が不要になるわけではない。人が見ながら細かく調整するほうが適した場面も多い。
ただ、AIとGitHub、Cloudflare、各種APIをつなげると、更新の入口をチャットにすることができる。
「文章を変更して」
「お知らせを追加して」
「このページを作って」
必要なのは操作手順を覚えることではなく、何を伝えたいかを言葉にすることになる。
管理画面の使い方を知っている人だけが更新できる状態から、目的を伝えられる人が更新へ参加できる状態へ。その変化には、思っていた以上の広がりがある。
FLOW / Web更新から「AIドリブンなWeb運用」へ
さらに興味深いのは、Webサイトだけで終わらないことだ。
APIや自動化の仕組みを組み合わせれば、ひとつの情報をきっかけに、WebサイトやSNS、メッセージ配信などへ展開する流れも設計できる。

例えばパン屋なら、焼きたてパンの写真と短い文章を投稿したことをきっかけに、Webサイトのお知らせを更新し、登録者へ案内を届ける。必要なら、営業時間や商品情報の確認も促す。
それぞれのサービスを何度も開き、同じ内容を少しずつ書き直す。その手間を減らし、人は「今日は何を伝えたいか」に集中できる。
企業であれば、新商品の情報をもとに商品ページや告知文の下書きを作り、公開前の確認まで進めることも考えられる。
重要なのは、AIでWebサイトを作ることだけではない。
AIをWebサイトや日々使うサービスへつなぎ、運用そのものを軽くすること。
そこに、これからのWeb制作の面白さがあるように思う。
CONTROL / 任せるために、任せすぎない
便利になるほど、どこまでAIへ任せるかは慎重に考えたい。
公開前の確認、必要最小限の権限、変更履歴、問題が起きたときに元へ戻せる仕組み。こうした安全設計があって初めて、AIは日々の運用を支える道具になる。
QUANTS DESIGNでも、Webサイトを作って終わりではなく、AIとWebサイト、GitHub、各種APIをつないだ「AIドリブンなWeb運用環境」を提案していきたい。
「管理画面を開いて更新する」という作業は、これから少しずつ減っていくのかもしれない。
その代わりに増えるのは、何を届けたいのかを考え、自分の言葉でAIへ伝える時間だ。
それは、少し楽しみな変化でもある。
この記事は人間による下書きからAIのサポートを経て、最後に人間がチェックして投稿しております。
